オプショントレードの記録

オプショントレード普及協会で学んだ手法を実践していきます

2018年2月のVIXショック(その1)

 前の記事で触れました、2018年2月に起きたVIXショックの時、私のポジションは以下のようでした。

 

 1)VXX-VXZペア(VXXショートがVXZロングより多め)

 2)VXXショート+VXXコール買い (フルヘッジのつもり)

 3)2049 (VIXインバース)+ SVXYプット買い

 

1)のポジションのいくらかを損切りした背景には、2)と3)のポジションが影響したのだと自己分析しています。VXXの暴騰を認識したのは、朝、スマホでポジションで日次損益を確認した時でしたが、この時はいたって冷静でした。VXXが5倍程度まで吹け上がっても耐えられるポジションだったので、想定内だと考えたのです。

計算外であったのは、2)のヘッジがうまく機能しないことと、3)の2049(VIXインバース)の償還が確定的になったことでした。 SVXYプットでヘッジしているはずなのですが、この時、リスクを取ってフルヘッジしていなかったのです。(自己責任です、はい) 2049(VIXインバース)は2017年と2018年のNISA枠で買っていたポジション+アルファ、と言えば、大きさは想像つくかと思います。

 

2018年2月というのは、日本、米国の経済は好調であることが伝えられており、長らく続いていた朝鮮半島の緊張が緩和された時期でした。(北朝鮮が平昌オリンピックに参加を表明したのが1月)このような背景もあり、リスクをとってしまいました。とはいえ、VXXなどのVIX関連銘柄の理解が足りていなかったのだと思います。 (つづく)