オプショントレードの記録

オプショントレード普及協会で学んだ手法を実践していきます

2018年2月のVIXショック(その3)

つづきです。VXXショック時の私の考えは(再掲)

 

 ・2049や日本株の損は痛い、が、損益限定だった。

 ・本当に怖いのはVXXだ。VXZでヘッジしているとはいえフルヘッジではない。

 ・ましてや、裸のVXXも手元に残っている。

 ・この乱高下につきあうのは得策ではない。一旦全ポジションクローズしよう。

 

というのもでした。この時点から更にVXXが2倍になったとしてもロスカットは避けられるポジションでしたが、「もし証拠金維持率が100%に近づいた時本当に(精神的に)耐えられるのだろうか?」と自問自答しました。VXXはいずれ下がるのはわかっていても、ロスカットされれば手持ち資金は0(当たり前ですが)。今はまだ冷静でいられるが、証拠金の余裕が数%になった時、すなわち、虎の子の手持ち資金が消えてしまうギリギリな状況に耐えられるのか、と。ならば、まだ余裕のある今のうちに一旦逃げよう、と考えたのです。

 

この判断は、はたして正しかったのか悩みました。市場を楽観視し、ポジション管理がしっかりできていなかったこと、自己流のVXXコールでのヘッジで大きなポジションを持ってしまったこと、がそもそも間違いではありました。このような状況においては、私のとった行動(全ポジションクローズ)は正しかったのではないかと、今では思っています。

 

VXX-VXZペアトレードに関しては、事後に「オプショントレード普及協会」のマニュアルを熟読すると、「ポジションを持つ心構え」「いかに危険を察知するか」がしっかりと書かれていました。