オプショントレードの記録

オプショントレード普及協会で学んだ手法を実践していきます

2018年2月のVIXショック(その2)

 つづきです。2018年2月の私のポジションです。(再掲)

  

 1)VXX-VXZペア(VXXショートがVXZロングより多め)

 2)VXXショート+VXXコール買い (フルヘッジのつもり)

 3)2049 (VIXインバース)+ SVXYプット買い

 

3)のポジションに関してですが、2049(VIXインバース)は前日比20%まで下落したら償還されるという条件が設定されていました。値幅でいけば80%の大暴落です。VIXショックの時、2049の値動きと、2049の米国版のXIV(というより、 XIVの日本版が2049というべきですね)の値動きなどから償還されることは覚悟しました。SVXYのヘッジは機能したのですが、2049全てをカバーしていなかったため損益が膨らみました。また、手持ちの日本株も下落し、泣く泣く損切りしました。

2)のポジションもVXXコールがうまく機能せず、1)の 「VXZより多めの」VXXと合わせて、裸のVXXが手元に残ったのでした。

 

その後、ご存知のようにVXXは高値圏で乱高下(変な表現ですが、、、)を続けました。ここで私の考えは、

 ・2049や日本株の損は痛い、が、損益限定だった。

 ・本当に怖いのはVXXだ。VXZでヘッジしているとはいえフルヘッジではない。

 ・ましてや、裸のVXXも手元に残っている。

 ・この乱高下につきあうのは得策ではない。一旦全ポジションクローズしよう。

このような感じでした。

裸のVXXを考慮にいれても強制ロスカットまでには、まだ余裕ありました。その時点で2倍以上はあったと記憶しています。

しかし、日々の乱高下には堪えられなかったというのが正直なところです。(つづく)