オプショントレードの記録

オプショントレード普及協会で学んだ手法を実践していきます

なぜ私は「米国株+カバードコール」投資を始めたのか ⇨ 「銀オプション」とやってることは同じ!?

やらかしてしまっている「米国株+カバードコール」投資。

この手法は「オプショントレード普及協会」の「米国投資大全」で学んだ手法なのです。「米国投資大全」では8種類の投資手法を学びました。

近いうちに8種類全てを試行し、その中から自分に合った手法を複数組み合わせて本格的に実践していく予定です。

 

この8種類の手法の中でなぜ「米国株+カバードコール」を始めたかというと、既に実践していた「銀オプション」とやってることは同じだと考えたからです。同じものを違う側面を見ているとでも言いましょうか。

 

ちょっと長くなりますが、順を追って説明しますと、、、

 

「銀オプション」は Cash Secured Put Writing+カバードコール

 

「銀オプション」は銀のCash Secured Put Writing 投資と言えます。では、Cash Secured Put Writingとはなんぞや?となりますが、これは特殊な手法ではなくオプショントレーダーの間では一般的な手法なのです。簡単に書けば、

 

原資産のプットを売ってプレミアムを受け取る。原資産価格が上がればプレミアム分だけが利益となって終了→最初にもどる。

原資産価格が下がれば、プットの権利行使価格で原資産をロングとなって→原資産が安くロングできて嬉しい→原資産の値上がり待つ、とか、カバードコールしてプレミアム受け取る。

原資産をロングするつもりなので、資金は原資産を買える分だけ準備しておく。ゆえに追証の可能性はなし。

いってみれば、原資産の現物を買うだけの資金を準備して、手に入れたい原資産を指値(とうぜん現在価格より低い)する。その際にお金がもらえる。

 

指値すればお金がもらえる。大変魅力的だと思いませんか? もし手に入れたい原資産があれば、やらないという選択はないのではないかと思えてきませんか? 

 

当たり前ですが、プットを売った以上は、原資産を買い取る覚悟がないといけません。ですから、どんな原資産を選ぶかが重要になってきます。

 

Cash Secured Put Writingではどんな原資産を選ぶべきか?

 

では、どのような原資産が良いのでしょうか?

 

  1.  底値が固い
  2.  絶対に価値が0にならない
  3.  保有していると利益になる(金利、配当、優待などもらえる)
  4.  株価が安定している、あまり高騰しない、仮に高騰してもすぐ戻ってくる

 

こんな感じでしょうか。(1.と2.はほぼ同じか、、、まあいいや)

銀は1.と2.の条件にあてはまっていると言えるでしょう。

 

銀オプションでは、売ったプットは原資産の現物にならずに満期を向かえ、繰り返しプットを売って利益を積み重ねる狙いでした。

しかし、上記の3.の特徴を持つ原資産なら、プットが現物になって保有しても許せるのではないでしょうか、というより、積極的に現物を持ったらいいんじゃないのかと思えてきませんか? 

となると、保有していると利益になる原資産をCash Secured Put Wrintingせずに(プット売りを省略して)さっさと現物保有してカバードコールすれば良いとなりますよね。

 

安定した値動きの米国株でコールプレミアムと配当を狙う

 

ということでプット売りを省略して、株をロングしてカバードコール。配当とコールプレミアムを稼ぐ。 これを配当性向の高い米国株でやると「米国株+カバードコール」となります。

米国株でうまく銘柄を選べば、1、3、4の条件に当てはまるものがみつかります。残念ながら、個別株である以上は2の条件は満たすことはできませんが。米国株の優良銘柄で配当性向の高いものは、利益を配当として株主に還元していると思われ、これにより株価が安定(高騰しない)していると言えると思います。

決算直後は値動きが激しかったりすることもあるようですが。 (⌒_⌒; 

 

現物の株価動向に対しての心構えは、「オプショントレード普及協会」の守屋さんの言葉がわかりやすいです。

「配当を狙って買った株はアパートと同じ、重要なのは家賃(配当)が入ってくることであって、アパートの市場価格(株価)そのものに一喜一憂する必要はない。」

大変納得できます。 ということで、ロングしたとたん10%以上株価を下げた米国株WBAの含み損1000ドルも気にならなくなるでしょう。

くわしい経緯を知りたい方はこちら↓

 

option-tenhachi.hatenablog.com

 

 

「銀オプション」と「米国株+カバードコール」共通点と相違点

 

以上のように、上記の4つの特徴のうち幾つかを持つ原資産に対し、

「Cash Secured Put Writing   →   現物保有 →   カバードコール

という一つの共通した流れがあって、前半で戦う手法が「銀オプション」、後半で戦う手法が「米国株+カバードコール」と言えるでしょう。これは、原資産の特徴からくるもので、原資産が利益を生まない銀と、利益(配当)を産む株との違いによるものと思います。

 

じゃあ米国株でもCash Secured Put Writingからやったら?

 

保有により利益を生まない銀投資ではなるべく前半で戦う(現物保有を避ける)ことは合理的ですが、株投資で前半を避ける理由は特に無いのではないかと。

となれば、配当が期待できる米国株でもいきなりロングするのでなく、あえてプット売りからやったらどうか、と思いますよね。

どちらが利回り良いのか? わかりません。詳しい検証必要だと思うのですが、、、、

机上の検証ではわからないこともあるので、今後、少額で試行していきたいと思います。(実はすでにポジション建ててたりします)