オプショントレードの記録

オプショントレード普及協会で学んだ手法を実践していきます

銀オプション始めて2ヶ月、思うこと。

銀オプションを始めて2ヶ月経とうとしている。実践して思うことは、

 

    「銀オプション投資って地味」(今の所は)

 

プット売りなので、ポジション建てた瞬間に可能な最大利益を入手できる。入手であって確定ではない。逆に言えば、それ以上の利益は無い。あとはその利益がどれだけ減るかを3ヶ月(私の場合)待つ。

私の場合、含み損があってもたぶんOTMで満期迎えてくれるだろう、最悪ITMでもカバードコールで挽回すればいい、という楽観視していることも地味に思える要因かもしれません。

 

含み損をあまり気にしていないので、ポジションを紹介する際も含み損益は書いていません。銀の価格が現在のレンジでうろうろしてくれれば、いくつかのポジションは狙い通りOTMで終わり、何も起こらない、正確に言えば3ヶ月前の利益は減りませんで終了。またいくつかのポジションは含み損を抱えて現物に変わるが、カバードコールでじっど我慢。

 

利益側はどう転んでも地味。派手な動きを見せるときは損が膨らんだときなんですね。ちょっと複雑、、、、

 

まあ、ブログをおもしろくするために投資をしているわけではないので(あたりまえ)、地味でもコツコツと中長期的に利益を出していきたいです。

 

これが実現できるかどうかは、原資産すなわちXAGUSDの価格に依存しているわけです。好ましい値動きは、

 

 ・一定のレンジを上下する

 ・レンジからはみ出るとしても、底値が堅い

 ・高値が高い分には良いが、できれば速やかに戻ってくる

 ・ボラティリティが適度に高い

 

こんな感じでしょうか。

一番好ましいのは一定レンジを上下するのが良いのですが、なかなかそんなことはない。こんな値動きしてくれるなら、単純にロング、ショートで利益でますしね。

レンジがわかりにくくても底値が固ければ、プット売りしやすい。

高値側は吹け上がるようなことがあってもプット売りなので関係ない。高値圏での仕掛けがリスク高いので、仕掛けを見送るとすると機会損失になる。ゆえに、吹け上がった場合は速やかに戻ってきてほしい。

ボラティリティが高くないともらえるプレミアムが少なくなってしまうので、適度にボラティリティは高くあってほしい。

 

この中で一番あってほしい値動きの特徴は「底値が堅い」ではないでしょうか。多少プレミアムが少なかろうが、機会損失があろうが、大負けしないことが一番大事だと思うからです。

 

で、銀の価格推移はどうかというと、こんな感じ

 

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XAGUSD価格推移  出典TradingViewより

2006年以降の価格みると12ドルくらいが底値と見えてくる。

じゃあ2006年以前はどうなの?と思うのだが、実は2006年頃に銀のETFが上場したことにより銀の価格が切り上がったと言われている。その結果が2006年以降の価格推移とするならば、現在の15ドル程度は底値ではないが、底値は近く堅い、高値圏でもなくリスクは小さい、と見えてきませんか?