銀オプション 新元号は決まった。ブレグジットbrexitで銀価格はどうなる?
新元号決まりました。先週から新元号のニュースで盛り上がっていますね。
投資に興味がある人が気にしていたブレグジットはほとんど報道されません。3月中頃まではネットのニュースでもたびたび取り上げられていたと思うのですが、最近はあまりありませんでした。この週末は新元号の話題が多かったですね。
残念ながら私はブレグジットについて解説する能力を持ち合わせておりませんが、最新と思われるニュースを確認すると、ここへきてまた4/12の合意なき離脱の可能性高まったらしいです。(一時期、合意なき離脱の可能性が低くなったと見られていたようですが)しかしながら、この情報もすぐに上書きされそう。
いずれにせよ、ここ数ヶ月の間に市場にブレグジットによるなんらかの影響があるのでしょう。その時、銀価格はどうなるのか? 予想する能力はないので、過去の◯◯ショック時のXAGUSD値動きを見てみました。
結論は、「よくわからないが、ブレグジット程度では影響はさほど無いだろう」「粛々と銀オプション投資をつづけよう。」という感じ。
過去14年の値動き
「有事の金」と言われるので、銀も有事には価格が上がるかと思いましたが、どうやらそうでは無い模様。一説によると、銀は工業製品として使われる為(最近は太陽光発電パネルなど)、景気が悪くなると需要が小さくなり価格が下がる傾向らしいです。
それを裏付けるかのように、リーマンショックでは下がっている。
東日本大震災前後で上昇しているのは、バフェット氏が銀の買い占めを宣言したかららしいです。同時に太陽光発電バブルでもあったことも要因らしい。
その後のチャイナショックやVIXショックは微妙な値動き。
それぞれを拡大してみると、、
リーマンショック時の値動き
まずリーマンショック。
約18ドルから約10ドルまで落ち込む。さすがにリーマンショックの影響は大きい。数ヶ月かけての落ち込みなので急落というかんじでは無いのではないか。
東日本大震災時の値動き
続いて、東日本大震災。
震災前に上昇しているがもちろん震災を予想しているわけではないので、先ほど書いた「バフェット氏の買い占め」「太陽光バブル」の影響なのでしょう。
3月以降ピークがあります。このピークの形成に震災の影響がいくばくかあったのかもしれませんが、検証しようは無い。そういえば、震災直後に孫正義さんが、「太陽光に投資する」って宣言したのを思い出しました。
銀オプション投資ではこのような高値での投資は推奨されていないので、そもそも投資に適した環境では無かったと言えます。
チャイナショック時の値動き
次はチャイナショック。
特に大きな変化とは言えないのでしょう。
VIXショック時の値動き
最後はVIXショック
VIXショックは2月。5月頃までは大きな変化なしです。その後16ドル付近から14ドル付近まで下がっていますが、時間的に離れているので直接の影響では無いのではないでしょうか。値幅も2ドル程度なので通常の値動きと考えていいのでは。
結論
以上のように見てみましたが、ブレグジット程度では大きな値動きは無いのではないかと思えました。ということで、粛々と銀オプション投資を続けていきます、というのが結論。