オプショントレードの記録

オプショントレード普及協会で学んだ手法を実践していきます

指値をするだけでお金がもらえる投資法(2)

指値する代わりにオプションを売ることでお金がもらえるます。

先回説明した通りなのですが、指値とオプションの売りでの違い、注意点など書いていきたいと思います。

 

先回の復習

 

先回の例を再び。米国株コカコーラ(KO)のチャートです。

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KO(コカコーラ)株価 横軸フルスケール1年 TradingViewより

 

現在の株価は47.5ドル。45ドルまで下げたら買おうというシナリオです。

 

先回の復習を兼ねて整理すると、普通に指値する場合は、普通に45ドルで指値します。お金はもらえません。

 

オプションを使う場合は、オプション(プットというやつですが忘れてもらっていいです)を売ります。ちょっとややこしいですが、「権利行使価格」45ドルの物を売ることが、45 ドルで指値することに相当します。14ヶ月物にすれば約200ドルもらえます。(株にして100株分相当を売った場合)

 

もらえた200ドルがお得です。

 

指値とオプション売りとの違い

 

お金がもらえる以外に違いはないのか? 少し詳しく見てみます。

(わかりやすさを重視して、早期権利行使されないとする)

 

普通に指値したならば、株価47.3ドルが45ドルまで下がれば、KO株は手に入ります。45ドルまで下がれば、その瞬間KO株は手に入ります。(指値は100%ヒットするとする)

 

オプション(プット)売った場合は満期日に株価が45ドルを下回った場合に、満期日翌日にKO株が手に入ります。(早期権利行使されないとする)

満期日はこの例では本日'19/4/21から14ヶ月後の'20/6/21です。

普通の指値とでは、株を入手するタイミングが違います。

 

この違いをチャートで表すと下のよう。

  

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KO '19/4/21以降は管理人が描いた株価

指値で入手した株を保有し続けたとすれば、'20/6/21時点で両者のポジションは同じ、

含み損(この場合約1ドル)を抱えた KOを保有です。 違いは、株を入手できるタイミングです。あまり問題にならなさそうに思えます。

 

両者が大きく異なるのは下のように、一旦45ドルに達した後に反転し満期日を45ドル以上でむかえる状況です。

 

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KO株価  '19/4/21以降の株価は管理人が描いた

 

指値していれば、KO株は入手でき'20/6/21時点では約4ドルの含み益。

 

一方、オプション(プット)売りの場合、満期日での株価が45ドル以上であるためノーポジションです。

 

100株の売買だとすれば、前者(普通の指値)は400ドルの利益、後者(オプション売り)は最初にもらった200ドルの利益。損はしてはいませんが、株価上昇分の400ドル分機会損失したということになります。

 

今回は例として満期日を14ヶ月先に設定してみましたが、もっと早い(短い)満期日を設定すれば反転の可能性が低くなるかもしれません。(そもそも45ドルに達する可能性も低くなりそうですが) 早い(短い)満期日にしたとしても、それ以上に急激な株価の乱高下があれば、上の説明の違いは発生し得ます。

 

上記のごとく、株価が反転するような場面においては「普通の指値」と異なる振る舞いとなり機会損失(決して損はしてない)となりますが、銘柄、指値の価格(権利行使価格といいます)、満期日をうまく選択することでその可能性をある程度はコントロールできるでしょう。

 

また、株を入手することを主目的にせずに、オプションを売るお金を主目的にする戦略も考えられます。

 

 

売りすぎないこと

 

オプションを売ると、その瞬間お金が手に入ります。お金がもらえるので、どんどん売りたくなります。無からお金を生み出している錯覚にとらわれます。

 

しかし、注意が必要です。売った分のオプション(プット)は条件が揃えば(上の例では株価が45ドルを下回ったら)株を買わなければなりません。

ゆえに、自分が買っても良い株、買っても良い数量にとどめておく必要があります。

 

指値するだけでお金をもらえる投資法」を実践するには

 

オプショントレードに興味を持っていただけるような説明しようと思い「指値するだけでお金をもらえる」一面を書いてみました。

 

実際にこれを実践する場合は、どの株(またはその他の原資産)で、どのような証券会社で、などなど学んでいく必要あります。

 

結論から言えば、私のお薦めは自ら実践している「銀オプション」です。

銀オプションで基本を学べば米国株などへ応用する自信もついてきます。

 

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